GO!GO!歌謡曲
サハフのつぶやき
ダイナマイトポップスの広報部長・サハフ情報相が歌謡曲を語る

【今振り返る昭和の歌謡曲ランキング 1970年/圭子の夢は夜ひらく(藤圭子)】

投稿日:2017年2月6日

カテゴリー:いわゆる昭和の歌謡曲系



この ”GO! GO! 歌謡曲” には時々登場する昭和歌謡の大御所、しかも今や日本の誇る世界の歌姫「宇多田ヒカル」のおかんといえば、この方・藤圭子ちゃまですな。そして藤圭子ちゃまといえば『圭子の夢は夜ひらく』と相場は決まっておりますな。

前年の1969年に「新宿の女」でデビュー後、2枚目のシングル「女のブルース」がオリコンチャート1位を獲得、そして3枚目のシングルである「圭子の夢は夜ひらく」が連続ビッグヒットとなり、一躍全国区の演歌・ブルースシンガーとしてお茶の間を賑わせることとなったわけですな。

しかーし。この1970年、最も売れたシングルはというと、実は『圭子の夢は夜ひらく』ではなく、皆川おさむ大先生が一発大当たりさせた『黒ネコのタンゴ』で、140万枚以上のセールスを記録しておりますな。そして前出の由紀さおり大先生の『手紙』、ヒデとロザンナの『愛は傷つきやすく』、はたまたこの年のトピックスとして、ザ・ショッキング・ブルーの『ヴィーナス』をはじめとする洋楽ものがいくつも上位に入っておりますな。新しい日本の音楽界が始まってゆく予感のする1970年ですな!

(ダイナマイトポップス広報担当 サハフ情報相)

※ランキング等は「オリコン」「レコード売り上げ枚数」「日本レコード大賞」などから、『GO! GO! 歌謡曲』が独自に、というかテキトーに集計しております。