投稿日:2017年2月9日
カテゴリー:昭和のフォーク系
そして1973年、あいかわらず正統派昭和歌謡・演歌が上位を占めるランキング、この年もレコードの売上枚数としては、宮史郎とぴんからトリオの「女のみち」がダントツで第1位(2位以下を倍以上上回る大ヒット)、ちなみに第2位もピンカラで「女のねがい」という彼らの当たり年でしたな。
でもってここで取り上げたいのが、売上枚数的には第3位につけたGAROの「学生街の喫茶店」ですな。この曲は、特にこの当時小学校高学年から中学生あたりのがきんちょ男子に多大なる影響を与えた歴史的な1曲とも言えますな。
当時はまだ ”ギターを弾いたりロックを聴いたりするガキは不良” という方程式が根強く、”エレキ” を薬物と同等に考える乱暴な大人たちも数多くいた時代。そこでフォークギターですがな。エレキほどうるさくないし、曲も激しくないし、値段も高くないし、ということで、フォークギターを持って吉田拓郎、井上陽水、赤い鳥、、なんぞを弾きながら歌うがきんちょが増大した時代でありましたな。
しかもひとりではなく、3人というグループですからな。学校のともだちと一緒に弾き語りでハモったりなんかして。”学園祭でヒーローになるぞ” と意気込んだ連中も少なくなかったはずですな。…今から考えればかわいらしい時代でしたな!ガハハ!!
(ダイナマイトポップス広報担当 サハフ情報相)
※ランキング等は「オリコン」「レコード売り上げ枚数」「日本レコード大賞」などから、『GO! GO! 歌謡曲』が独自に、というかテキトーに集計しております。