【歴史教養講座 映像でみるグループサウンズ・昭和の歌謡史】
沢田研二大先生、ザ・タイガースの偉大さはすでによくおわかりになったかと思いますが、”グループサウンズ” という意味ではこれからが本番ですぞ。1964年にアメリカにザ・ビートルズが上陸、そしてヒットチャート１位を占拠…ここから世界の音楽シーンが一変してゆくわけですな。ご多聞にもれず日本でも1966年にビートルズ来日、とうとうボヤが大火事となって日本の歌謡界・芸能界は「グループサウンズ時代」に突入することになるわけですわ。
中でも「老舗」と言われているのが、まずはこの「ザ・スパイダース」ですな。堺正章大先生、井上順大先生、ムッシュかまやつひろし大先生をはじめ、今でも現役の大スターたちが一堂に会したスーパーグループですな。
しかしこの当時の映像を見ると、スパイダースはかなりアメリカのアイドルグループ「ザ・モンキーズ」に影響を受けておりますな。というか、かなりマネっこしておりますな。ザ・タイガースが「タイガースのテーマ」というのをやっておりましたが、曲は「モンキーズのテーマ」でしたからな。60年代後半は、イギリスのビートルズ、アメリカのモンキーズ…という構図の中で、日本の音楽シーンは変化し、進化し、そして翻弄されてゆくわけですな。深いですな！

（ダイナマイトポップス広報担当：サハフ情報相）

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