投稿日:2018年6月14日
カテゴリー:洋楽・ロック系
「どこが歌謡曲じゃ!」とお怒りのあなた、この曲はしっかり1970年の邦楽年間ヒットチャートの10位以内に入っておった、日本で流行った日本人のための歌謡曲であると言っても言い過ぎではないという1曲ですぞ。この映像には ”日本語訳” もありますから、じっくり歌謡曲として楽しんでいただきたいですな。
The Shocking Blue (ショッキング・ブルー)…ご存知ない方のためにご説明をいたしますぞ。まず、このバンドはオランダ人で構成され、当時「ダッヂサウンド」と言われて実に人気がありましたな。もちろん最も注目されていたのが、女性リードヴォーカリストのマリスカ・ヴェレス。どことなくコケティッシュな表情が、奥村チヨちゃまに似ているではあーりませんか。
ショッキング・ブルーには「センド・ミー・ア・ポストカード」「日に向う道」「マイティ・ジョー」「悲しき鉄道員」「悲しき恋心」などのヒット曲も多数ありますが、この「ヴィーナス 」は特に別格で、アホみたいに売れまくりましたな。バナナラマや長山洋子ちゃまがのちにカバーしてヒットしたのは有名ですが、他にも尾崎紀世彦大先生や、山口百恵ちゃまのカバーしたという珍しいバージョンもありますぞ。とにかくこの曲は日本人のための歌謡曲ですぞ!拙者はこのショッキング・ブルーのオリジナルバージョンが一番好きですな。以上。
(ダイナマイトポップス広報担当:サハフ情報相)